ひっくり返すその1・売ると言うことある酒屋さんの片隅で一本の日本酒がラベルを後ろ向きにされて置かれていたとします。その状態なら、お客さんの眼には名前も分からない酒の入ったただの一升瓶にしかみえませんね。 多分、誰も買わないでしょう。 もしかしたらその日本酒はマニアの間では有名なお酒かもしれません。 ちゃんとお客さんにラベルが見えるようにし、しかもその価値の分かる人をその酒の前に連れてくれば、一瞬にして売れる。 もしかしたら、ですよ(笑) でも、売るということは上に書いたような作業なのです。 昨日、商品作りについて書きました。 オリジナルな自社商品があれば、それ自体が武器になります。 なぜなら、殆どの商売人は既存の商品を既存の市場で売っているわけですから。 じゃあ、既存の商品を既存の市場で売っている人は可能性がないか?と言えばそんなことはありません。 その場合は、上に書いた酒の話と同じことをします。 商品の向き、見え方を変えるわけです。 なんか詐欺っぽいですね(笑) でも、今までと違う向きにし、今までと違う見え方になった時に、その商品には新しい価値が生まれることがままあります。 その価値がお客さんにとって十分満足できるものであるならば、それは詐欺ではありませんよ。 商品の向きを変える。 とても大事なことです。 ただ、その手法はあくまでも一過性のもの、とも書いておきましょう。 なぜなら、その見え方にお客さんが飽きたらそこでお終いになるからです。 飽きさせないために同じ商品を見え方をクルクル換えても、それは単に節操がないだけ。 いつかオリジナルな商品を用意する。 いつか自分の軸から生まれ、お客さんの”良く”へ繋がる商品を作る。 その方向の中で、今やるべきこととして”売る”を意識することが大事なのかもしれません。 皆さんはどう思われますか? ジャンル別一覧
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